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2023/11/09

嘗ての常識が通用しない世の中?

通勤途中で遭遇した出来事。片側二車線の道路を走行中、前方に伐採された後の木立が道路の真ん中にあり、完全に一車線を覆っていた。前を走る車はそれをさけ中央線を通過していく。おそらくどこかで伐採した樹木を運搬中のトラックが後ろの荷台から落ちたのを気づかず走行していったものと容易に想像がつく現場であった。小生がびっくりしたのは、その現場に遭遇した数台の車が何事もなかったかの ようにやり過ごしく光景である。即座にハザードランプを点灯し車を止め、かなり大きな枝木を一人で引きずりながら歩道まで運んだのであるが、その作業中後続車両はすいすいとその場を通過してい居たのである。歩行者の邪魔にならないところまで樹木を運び終わったとき、歩道を自転車で走行していた小生より年配風の老人から声をかけられた。「あんた偉いねえ~最近こうゆうことをする人を見かけないからなあ~、ご苦労さんでした!」と。気恥ずかしい思いもあったが何か嬉しさを感じた瞬間でもあった。道路を走行しているといろんな光景を目にする。バイクに乗って忙しそうに配達をする郵便局員さんには社内で「ご苦労様~~」と呟くし、保育園の園児が保育士さんに連れられて並んで歩いていると「頑張れよ~~」小声で声をかける。中には犬の散歩でおしっこをする犬を後始末もせず平気で通り抜けるマナー違反の人も見かけるが、「情けない奴もいいるもんだなー}と寂しくなる光景もみる。夕暮れの素晴らしい光景や月の満ち欠け等々車窓の風景に癒されることが多いこの頃である。暴走爺を自他ともに認めている小生にとって「車窓の風景」は宝物である。。。

2023/10/04

中秋の名月

9月29日の夕刻、会社からの帰途、40メーター道路という海辺を走る東西に一直線の東の空に見事な「満月」がフロントガラスの正面に飛び込んできた。これまで見たことのない大きさのオレンジ色した満月である。「中秋の名月」とは旧暦の8月15日、満月とは一か月に一回は見れるが中秋の名月を見れるのはこれから7年後とのこと!秋は空気の状態が良く夜空に輝く星もきれいにみることが出来るがこの日の満月は色合い、大きさともにこれrまでに見たことのない素晴らしいものであった。しばしスピードを緩めフロントガラス正面に輝く「名月」を拝むように見つめながら帰途に就いた。学生時代の遠洋航海で水平線に上る朝日、沈む夕日、天空に輝く月や惑星を「綺麗だなあ~」と見とれたことは限りなくあるが、これほどの「満月」のきれいさに遭遇したことは一度もなかった。家にある4台の天体望遠鏡もここ数年活躍の場を失っている。昔は家の庭から、周りに家が建ち始めてからは近くの海岸から、時には時には高速道路の山間のパーキングエリアまで愛用の天体望遠鏡と楽しい天空観察を満喫していたが、ここ数年時間のなさ?体力気力の衰え?のためか「星空観察の趣味」から遠ざかってしまった。子供や孫たちが少しでも興味を覚えたら己の「趣味」も復活できるのでは?と勝手な想像をしている。

2022/08/25

木星の両極に映えるオーロラ

今日のネットにNASAが公開した「木星の両極に映えるオーロラ」実にきれいな映像である。何兆円もの費用をつぎ込んでこのような素晴らしい映像が撮れたとのことであるが、宇宙の謎、宇宙の神秘を久々に感じた瞬間である。若かりし頃は天体に興味をもち、数種類の望遠鏡を買い求め、天体観測を楽しんだものである。家の庭から土星や木星、月を眺めては悦に入っていたものである。学生時代の遠洋航海で夕暮れ時から1等星を探し船の位置を出す「天測」(天体観測)をした経験が船乗りを卒業してからも「天体」に興味(趣味?)を持ち続けた原因かもしれない。20数年前に市の中心部から市外へ引っ越し、畑の真ん中に家を建てた頃は周りに何もなく庭から大空を眺めることができた。年数がたちまわりにぽつりぽつりと家が建ち始め、気が付けば家の周りは隣家に取り囲まれてしまった。近くの港の岸壁や高速道路のパーキングエリアに望遠鏡を運び観測したりの日々、それもいつのまにか年に数回となり、今では4基の望遠鏡も家の中で寂しく出番を待っている状態になってしまった。寝室にある室内用のプラネタリュウムも数年前まではベッドの中で天井に映し出された星座を見ながら眠りにつくのが習慣であったが、これも今では出番がなく、枕元に鎮座したままである。 嘗てアラスカの上空で見た「オーロラ」、南極でみた「灰色がかったオーロラ(夏場)」南太平洋で見た南十字星など今でも時折思い出すが、本当に美しかった~~思い出である。孫たちに土星のリングや木星の縞模様を見せても、「わ~~」「すご~い」で終わり。